昔、小学校の先生から聞いた話です。
先生の友達が住んでいた地域は昔は家に鍵をかける習慣がなかったと言います。
外出時に旅人がお腹を空かして彷徨って入ってきても良いように目に付く場所に食べ物を置き玄関を開いて出掛けると言うのです。
その話がどれ程前かは分かりませんが、今ではそんな生活は考えられません。
在宅中にチャイムを鳴らして、空腹だから食べ物をくださいとお願いされても玄関を開けることができません。
先生が言っていたように、知らない人を思いやり泥棒や不審者のいない世界だったらとても生活しやすいと思います。
地域差にもよると思いますが、私の地域ではゴミ捨てにさえ鍵をかけます。
もちろん、昼間で家族が全員揃っていても鍵はかけたままです。
風が気持ちの良い日でも自分から見通しの悪い窓は閉めておくようにしています。
泥棒や不審者の侵入から家族と財産を守りたいからです。
様々なトラブルから身を守る一番の手段がそれだと思います。